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自分が必要な資源がない場合は? - 仕事とストレス

会社からの要求や期待に応えたいと思うのはサラリーマンであれば当然のことかも知れません。しかし、実際にはどれだけの人が実行できているのでしょうか?

やっていない・・・というのはまた別の問題かも知れませんが、やりたいけれど現状ではとても不可能であるといった場合、あなたはストレスを感じるかも知れません。

そう、会社からの要求や期待、あなたが達成しなければいけないとことと現状とのギャップがストレスになるのです。

その原因が例えば必要な人的資源が足りない、時間が足りない、仕事の環境に問題があるといった場合には耐え続けてストレスと闘うよりは何とかしてストレスを解消したいと思うのが普通です。

そんな場合にはこんな風にして解決策を探ってみてはどうでしょうか?

1.問題を明らかにする

何がストレスの原因なのかをはっきりとさせることが第一歩です。会社の要求に応えられない理由は何ですか?その点を全て書き出してみましょう。

2.行動に移す前に自分自身で解決できることなのかを判断する

次のステップに移る前にまずは自分で解決できることなのかどうかを判断する必要があります。例えば、自分自身の時間の使い方に問題があるのかどうか。仕事のやり方自体に問題はないのか。

3.解決するための選択肢を明白にする

問題が明らかになれば、どのような解決策があるのか考えて見ましょう。人手が足りないのが問題なのか?他の同僚からのサポートがないのか?具体的にどんな事柄が揃えば自分の仕事は上手くゆくのか?

4.上司に相談するには

問題が起こるとすぐに上司に相談する人がいますが、例えば人手が足りません。増やして下さい。とお願いしたとして、あなた自身が上司なら素直にはいと言いますか?

私なら言いません。会社には予算というものが存在するからです。

しかし、うんと言うケースもあります。それは会社にとってお金をかけてでも解決した方が良いと判断できるケースが1つ。もう1つはあなたが抱える問題を上司があなたと同じレベルで理解してくれた場合です。

だから上司にお願いする場合には、どんな選択肢があって、そしてそれを実行するとこうなるであろうといったことを細かく用意しておかなければいけません。

上司は判断材料が必要なのです。

そしてもし、断られたとしてもまたお願いを出しましょう。上司が断ってくる理由は殆どの場合、会社の予算的な問題で、あなたに対する個人的なものではないはずです。

そうして、キチンとした理由をもって、何故こうしたいのか?それを実行したらどうなるのか?をもう一度伝えることです。あきらめる必要はありません。

特に新しい従業員を追加したいという願いだった場合は上司を納得させる客観的な理由が必要です。交渉するときは決してあなたサイドでものを言ってはいけません。

あくまでも上司から見て利益があるものかどうか、会社にとってどんな影響を与えるのかといったことをあなたの論点にするのが賢明です。

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